2011-05-20 トンデルの論文の主張 トンデル論文の主張を簡単に書くと、こうなります。 1986年から1987年の値を基準にして、種々の補正を加えた結果、1988年から1996年のスウェーデンでの癌の発生率を調べると、セシウム137の100kBq/m2の放射性物質降下に対して、癌の比率は11%(95%信頼度:3−20%)増加した。白血病と甲状腺癌は増加していない。 まず、セシウム137の降下をスウェーデンで調べて汚染地図を作り、汚染の程度に応じて地域を分類します。 その実際の数字、1988−1996年の癌と死亡の実数と、人口はこの通りです。 左側、人口の所を拡大すると、 右側、癌の比率と死亡率を拡大すると、