都会に住むだけで癌は5−16%増える。

これがトンデルの出してきた、補正一覧です。

左側の拡大。最初の欄Aをみると、人口密度が40人/km2以上になるだけで癌のリスクは1.09から1.10になります。

ちなみに、トンデルはもっともらしい数字を出そうとしてこんな補正を出してきたのでが、トンデルの主張を両方とも真に受ければ、『100kBq/m2の放射能汚染によるリスク(11%の増加)は、都会に済むリスク(10%の増加)とだいたい同じ』。ECRR風に言えば、『都会は人間で汚染されている』ということになるでしょうか。二番目の欄BのH regionというのは、コミュニティの分類(農村とか、都会とか)によっておこる癌のリスク。三番目のCは、肺がんのリスク。これで大気汚染とか、喫煙のリスクとかを代表させていると主張しています。4番目のDは、86−87年の全癌のリスク。
右側の拡大はこんな感じ。