おまけ。

断片的ながら、Nesterenkoの論文(2004)にはこういう部分があります。全体の分布はよく分かりませんが、非常に高い汚染もあるようです。汚染されていないものを食べさせるだけで、セシウムの蓄積は防げるものですから、最終的には投下する金の問題になるのではないか。

ベルラド放射能防護研究所の移動チームは、子供の臓器のセシウム137の蓄積を測定した。いまのところ16万人を検査している。この地域(1Ci/km2=37kBq/m2以上の汚染地域のこと)の子供達の70−90%の子供達のセシウム137は15−20Bq/kg(体重あたり)を越え、200−400Bq/kgに達する村も多い。測定した最高値はナロブリヤ地区の6700-7300Bq/kgであった。*1

*1:The mobile teams of the Institute for radioprotection BELRAD measured the 137Cs load in the children’s organism. So far 160000 were checked: the 137Cs levels of 70 to 90% of the children of these regions exceeded 15–20 Bq/kg bodyweight (BW). In many villages the 137Cs levels reached 200–400 Bq/kg BW, the highest values being measured in the Narovlya district with 6700–7300 Bq/kg BW.