オリゴCGHによる、重複領域の詳細マッピング


この詳細領域をオリゴDNAをプローブにして詳細にコピー数を調査すると、BACで行ったCGHと基本的には同じ結果が得られました。ただし、重複している共通領域は、7q11.22-7q11.23の領域の2.9Mbpの領域に狭められました。

著者等は、この7q11の重複領域は、性別、リンパ節への転移状態、腫瘍の大きさ、病理学型、RET/PTCの変異、BRAFの変異の全てと相関せず、被曝したかしていないかだけに相関していると言っています。