ドブレイユさんは、そんなことは言っていない。

ドブレイユさんから以下のように私に返事がありました。

Date: Mon, 26 Mar 2012 10:47:21 +0100
Subject: Re: Mr Gilles Heriard-Dubreuil
From: Gilles HERIARD DUBREUIL
===日本語訳===
確かに上杉さんは、2012年2月15−16日に、ルクセンブルグで開かれた、アーハス協定と核(ACN)ヨーロッパ円卓会議に参加しています。

会議の後で、上杉さんは、私自身と、ANCCLIの代表、Monique Senéのインタビューをしています。インタビューは英語で、通訳なし、ビデオで記録がとられています。

会議が終わった後の短いインタビューでした。言葉の選び方を[公表前に]チェックする機会はありませんでしたが、チェックさせて欲しいと頼まなかったことは、言っておかなくてはなりません。

しかし、あなたの言っている引用の意味が私にはよく分かりません。
"According to them [European people], "The people of Japan may be least informed."

これは、
1) 日本人が現在情報をあまり知らされていないという意味か、
2) 日本人に情報を知らすべきでないという意味か、
どちらでしょうか。


いずれにしても、まず最初に、どちらも私は支持しません!


仮に最初の(事実という)意味であるとすれば、私は、日本の現状を評価する手段を持っておりませんから、そのような評価をするのは、私の意図ではありません。

2つ目の意味だとすれば、私の意図とは全く逆です。私は、日本の人が情報にアクセスし、事故後の決定過程に参加したいというのを支持します。この文言は、私が仲間たちと1996年にベラルーシで始めたエートス計画の核心にありました。

(以下はアーハスの内容の話なので、省略)

要するに、ドブレイユさんは、「実は、日本の国民こそがもっともフクシマの情報を持っていないのではないか」と言っているわけがないのです。(ドブレイユさんには、1番の意味である事は説明しておきました。)上杉隆が『コメントをデッチあげていない、ドブレイユさんが嘘をついている』と主張するのなら、ビデオを公開すればことたります。インタビューは英語だから、内容は聞けば分かります。そして、ドブレイユさんのいうビデオが存在することは上杉隆事務所が認めています。(後述)