上杉隆のメルマガに出てくる『G氏』はドブレイユさんではない。

ちなみに、上杉隆のメルマガを購読している人は、ご自分に送られてきたメールを点検すると、『G氏』という名前で、以下の引用がある事が分かると思いますが、ドブレイユさんは、自分がその『G氏』であることも否定しています。


上杉隆の東京脱力メールマガジン Vol.105

前出のG氏もこう話す。「今回の会議があなた、ミスター上杉を招いた理由には、日本のマスメディアが機能を果たさず、多くの日本人に情報を提供できなかったという背景がある。私たち、欧州の人間が、フクシマの原発事故において、日本政府や専門家、あるいはメディアから本当の情報を得ることができたかというとそうではない。多くの貴重な情報は、独立系のジャーナリストやFPAJ(自由報道協会)、あるいは市民団体によってインター ネットを通じてもたらされたものばかりだ。政府は情報を隠蔽し、メディアは機能しなかったと考えている。公的なデータとして活用できたのはTEPCO(東京電力)のHPから直接得たこと。あるいは、あなた方のようなジャーナリストの報告を各国大使館がそれぞれ訳し、本国に逐一伝えたことにある。東京のフランス大使館は一日200回以上の公電を打ってきた。いずれにせよ、なぜ日本で情報の遮断が起きたのか。その実態とマイクロメディアの果たした役割を知りたかった、それであなたをお招きしたのだ」

実は、このメルマガのこの号に名前が出てくるのは、フランスのNGOの代表であるMr David Boileyと、ドブレイユさん= Mr Gilles HERIARD DUBREUILの二人だけで、この引用部分は、ボイレー氏の後に出てくるものなので『前出のG氏』は、ドブレイユさんであるとしか読めません。そもそも、Gが名前のどこかにつくのは、誰がみてもドブレイユさんだけです。不思議なこともあるものですね。

Date: Wed, 28 Mar 2012 13:22:21 +0200
Subject: Re: Mr Gilles Heriard-Dubreuil
From: Gilles HERIARD DUBREUIL
===日本語訳===
ところで、『G氏』が誰かという事に関して、上杉さんが書いている人は私ではないと思います。『G氏』は私が知らない東京電力の情報について話していますから。