参考レベルは、国全体、福島全体や、自治体単位でも共通である必要はない。参考レベルは『手当』の基準だから、実際に『手当』する単位で設定するべきもの。

今回の事故での汚染状況は、自治体はおろか、集落単位でも異なる場合があります。その場合の参考レベルの設定は、現実的に改善策を担当する単位で設定しないと、単に『数字を言ってみただけ』に終わります。従って、自治体やもっと細かい集落の単位で設定して全く問題ない。逆に、参考レベルを越えた人の一人ずつに対応できない大きさで決めると、現実的な意義がなくなります。
今回、政府の説明では『国が』と言っていて、ICRP111でも『国が設定することができる』と書いてありますが、参照レベルの実際の使い道を考えると、それを越えている人がいるところで、具体的に対応できることが必要です。