On the media (WNYC/NPR)

これも、iTune storeのpublic radioからpodcastをdownloadできます。
これは、Dian Rehm Showとは違って、メディアにのった記事などをWNYC(ニューヨーク公共ラジオ)のスタジオで構成したものです。関心の中心がメディアのcoverage(報道姿勢)で、ニュースの中身そのものではありません。

今週の最初はもちろんレバノン情勢ですが、アメリカのユダヤ系左翼(イスラエルの存在は主張するが、ガザとヨルダン川西岸の占領は否定し、アラブとの交渉による平和共存をめざす)の新聞『フォーワード』の主筆Goldbergの話です。彼は米国での『イスラエが正義である』という前提を疑うような発言をしています。つまり、米国ではちょっと異端。あとは、ヒズボラプロパガンダ放送局が意外にもアラブで信頼されている(特にどこをイスラエルが爆撃するのかを知りたい時)とか、米国のプロパガンダ放送局がアラブでの信頼度が低く、みな音楽を聞くのに使っている話。

ブッシュ大統領が連邦予算をヒト幹細胞に使う法律を政権始まって以来初めて拒否権を使ったニュースです。しかし、ブッシュ大統領は既存の幹細胞にはゴーサインを出していて、ブッシュ政権らしくなく一貫性のあるメッセージをだしていないという話です。