2005-01-01から1年間の記事一覧

Thanksgivingはリンカーンが米国の祝日にした

Thanksgiving - WikipediaThanksgiving(感謝祭)は、冬の到来を感じさせるイベントです。感謝祭自体は家族で楽しみます。家族が遠方から集まって、七面鳥をオーブンで焼いて、食べる。歴史的には、感謝祭は古くから行われていますが、米国全域で公式に行わ…

巨大なリンカーン記念堂が西側から議事堂を睨む

まん中にある塔がワシントン・モミュメント(ワシントン記念碑)、北側にあるのがホワイト・ハウス(大統領府)、東の丘の上にあるキャピトル(国会議事堂)。その国会議事堂を西側から睨んでいるのが、一番目立つリンカーン・メモリアル(リンカーン記念堂…

DCのメモリアル

つづき*1です。DCの小さな地図を添付してありますが、 http://dcpages.com/Tourism/Maps/Washington_DC_Map/ が分かりやすくてよいと思います。 *1:http://d.hatena.ne.jp/buvery/20051127

このノリミツ・オオニシは毒気が少ない。

どうしたんだ?http://www.nytimes.com/2005/12/23/international/asia/23japan.html Foreign Minister Says Japan Sees Military Threat in China Buildup By NORIMITSU ONISHI Published: December 23, 2005TOKYO, Dec. 22 - With diplomatic relations be…

community

この、中佐殿が言った、日本語にしにくい『コミュニティ』は、アメリカ人の実感だと思うんです。つまり、自分のしていることの政治的基盤(=これも日本語にしにくい『アイデンティティ』)を『コミュニティ』の規模に置くのは自然なことだ、という考えです。…

『家族』で説得してるのではない

命令をいかに実行するかだけ考える米軍将校が、気迷いの表情を見せるイラク人にアピールできるのはただひとつ、「家族」である。「これは君の家族を養うみちなのだ。職を得るみちだ。誰だって、家族を養う仕事が必要なんだ」。しかし中佐は、イラク人たちが…

community and republican

おまけです。「コンパウンド」の報道2――言葉狩りのヴェールを破る:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

言い返すタイプ?

でも、彼の著書「夜は近づく」の第5章「insurgency」の言いようのない暗さは、「言葉狩り」のヴェールを破ってイラクの現実を突きつけてしまう。ファクツ(事実)の前でレトリック(形容)は非力なのだ。たとえば、こういう会話だ。「神に誓って言うぜ。お…

ラテン系の難解な語彙?

米軍など駐留軍部隊やイラク移行政府要人、さらに多数派シーア派を標的にした反政府武装勢力のテロ活動を、英語では「insurgency」「insurgence」と呼んでいる。なぜ「revolt」「rebellion」「uprising」という日常語を使わず、ラテン語の「surgo」(立ちあ…

a million dollar question

「コンパウンド」の報道2――言葉狩りのヴェールを破る:阿部重夫主筆ブログ:FACTA onlineを読んでいて、言い様のないひっかかりを感じたので、それを書いておきます。

1812年の戦争が残したもの

しかし、この戦争は、ボルチモアの戦いで、『星条旗よ永遠なれ』という米国国歌を生み出し*1ています。それなのに、この戦争が語られることはなく、DCのメモリアルにもこの戦争を記念するものはありません。 *1:The Star-Spangled Banner - Wikipedia

アメリカが他国に侵略されたのは真珠湾だけか?

http://alicia.zive.net/weblog/t-ohya/archives/000256.html まあその、アメリカが他国に侵略された経験はスー族の襲撃と真珠湾だけだとか言う人に対してはオレゴン爆撃(*)とか風船爆弾(**)とか言うてもいいわけであるが(挨拶)。念のために言うとインディア…

なぜナイアガラの滝はカナダ滝の方が秀麗なのか?

先日のレイバー・デイにナイアガラにいきましたが、やはり文句なくナイアガラの滝は素晴らしい。すさまじいパワーです。ぜひとも、アメリカ滝(正確にはその支流のブライダル・ベール・フォール)にある、ハリケーン・デックを体験していただきたい。全身ず…

泊まるホテルがない!

それで困ったことは、ホテルがないことです。行き当たりばったりで車でいったのですが、DCの郊外へいっても、30マイル位離れても皆満室。皆さん大型バス*1で、ホテルにのりつけています。ボルチモアまでも探しにいきました。それでも満室。結局朝の四時ま…

DCは記念するところだらけ

そう思ってみると、DCはメモリアルだらけです。リンカーン・メモリアル、ジェファーソン・メモリアル、ワシントン・モニュメント、朝鮮戦争メモリアル、ベトナム戦争メモリアル、ルーズベルト・メモリアル。モールに並んでいるスミソニアン博物館も『記念』…

メモリアル・デイ(Memorial Day)

最初にDCに初めていったのは、一年半前のMemorial Day *1で、それはひどい目にあいました。日本ではメモリアル・デイって聞いたことがなかったし、何にも知らずに、単なるアメリカの祝日だと思っていたのです。ところがどっこい。DCは町中人だらけで、何百台…

Washington DCとはどいうところか

本当は米国人から見て米国の大統領の誰が偉いことになっているのか、ということを書きたいのですが、 そのためには、DC*1の話が必要で、DCといえば、私にとってはメモリアル・デイを抜きには語れません。 *1:District of Columbia, コロンビア特別区

ドメインパーキング

『蹇々録』は岩波文庫で読みました。今も時々読んでいます。 日本が国家としてのるかそるかの博打をうち、また三国干渉によって挫折も経験する、 その陸奥宗光外相本人の回想録です。陸奥本人は病弱ですぐ死んでしまいます。 この『蹇々録』で、なにより驚か…