2011-05-01から1日間の記事一覧
『ICRPに従えば、20mSv/年まで無害であるから、一切の支援をしない』という文科省は、そのICRPに従っているということ自体嘘であるうえに、不誠実、倫理的に最低の態度だ。私が政府に求めることは、事情を正直に話して、地元の人がどうするのか、腹をくくっ…
原発事故が甲状腺癌をひきおこすことは明白であるが、チェルノブイリ事故ではそれ以外に怪しいものがある。白内障、先天性の奇形、種々の固形癌、若い女性の乳癌、循環器疾患、免疫系の異常、精神神経疾患など。これらは、統計的には被曝によると示せないが…
私に言わせれば、ICRPの好きな『放射線量の形而上学』は官僚がする時間と金の浪費。科学の人がすべきことは、セシウムの内部被曝を実験で検証することだと思う。とても汚い実験になるので、実験施設に嫌がられそうな実験ではある。ヨウ素131が甲状腺癌ば…
森林など、土壌が移動しない地域では高度の汚染が継続するので、山菜や山のノイチゴ、キノコ、山の動物などが汚染される。湖や池など、水が移動しない所も同じ。そこでの魚は食用にすべきでない。森林の除染は今の所、実用的な方法がないので、こういう状態…
事故から一ヶ月経った今、長期リスクはヨウ素ではなく、セシウムにかわる。セシウム137は半減期30年、セシウム134は半減期2年。チェルノブイリの例では年率5%くらいで放射能はゆっくりと下がり、だんだん減らなくなる。水で流されたりするところ…