ノリミツ・オオニシの書いていないこと
http://www.nytimes.com/2006/04/11/world/asia/11korea.html
Key Diplomats Together Again, but Not Meeting on North Korea
By NORIMITSU ONISHI
Published: April 11, 2006TOKYO, April 10 ― The top envoys in the six-nation talks over North Korea's nuclear arms program gathered here on Monday for an academic conference on international security, but prospects that the long-stalled negotiations would resume appeared low.
Christopher R. Hill, the assistant secretary of state for East Asian and Pacific Affairs, said upon his arrival here that he had no plans to meet his North Korean counterpart, Kim Kye Gwan. "I am not planning to request a bilateral meeting," Mr. Hill told reporters, "and to my knowledge they have not requested it either."
要するに、六カ国協議の役者はそろったが、おそらく成果はでないだろう、ということです。北朝鮮がマカオでの資金洗浄に対するアメリカの制裁が停止されない限り六カ国協議に復帰しないと言明している現状で、米国との二国間協議が開かれるわけは最初からありません。
ここで大事なのは、ここでノリミツ・オオニシが書いていないことです。それは、この4月11日当日に政府発表された、横田めぐみさんの”夫”が拉致された韓国人高校生であったということです。もちろん、この事実を、現在に至るまで、ノリミツ・オオニシもニューヨーク・タイムズも報道しておりません。
http://http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200604/sha2006041203.html
2006年04月12日 更新
横田めぐみさんの夫は99.5%韓国人拉致被害者と判明政府は11日、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの夫は、1978年に韓国・全羅北道で拉致された金英男さん(16)の可能性が高いとするDNA鑑定の結果を正式発表した。めぐみさんの両親と金さんの家族に報告し、韓国、北朝鮮両国側に伝えた。鑑定で、めぐみさんの娘、キム・ヘギョンさん(18)と金さんの家族に血縁関係がある確率は最高99.5%とする結果が得られた。
また、翌日には、拉致された韓国人の家族が会見を開いています。
「孫(キム・ヘギョンさん)は娘にそっくり」
ソウル市内で記者会見する、金英男さんの母、崔桂月さん(左端)と姉の金英子さん(左端から2人目)=12日午前(共同)【ソウル=久保田るり子】DNA鑑定で、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫である可能性が高まった韓国の金英男さん=拉致当時16歳=の母親、崔桂月さん(79)と姉、金英子さん(48)は12日午前、「孫(キム・ヘギョンさん)は娘にそっくりだ。息子に早く会って、好きだったイワシの油いためと目玉焼きを食べさせてやりたい」などと心境を語った。
ノリミツ・オオニシには、靖国神社は戦争神社(war shrine)に見えるようですが、横田めぐみさんの姿はみえないようです。