在特会

さて、私の知る限りほとんどの記者クラブメディアは検察審議会に異議申し立てをした人を特定していません。これは本当に不思議な話であって、検察審議会を『国民の意見だ』(草加さんなら『大衆的』とおっしゃるのでしょうか)と祭り上げている人たちが、どうしてその異議申し立てをした『国民』の素顔を語らないのか、調べないのか。現実には『平均的』『普通の』国民などいません。生身の『国民』には一人一人、違った顔があるんです。

この異議申し立て人に関して、大きなメディアで私が唯一見つけたのは10月8日のTBSラジオのDigの『小沢強制起訴』の番組で約1秒弱、『ざいとくかい』としゃべった人がいるだけです。はい、あの草加さんなら重々ご存知の『在特会』です。山岡俊介によると異議申し立てをしたのは桜井誠ドロンパ)であり、外国人参政権に反対するために、検察審議会を政治的に利用しているのではないかと言っています。


実際、ドロンパ本人第五検察審議会からの受領書を含めて公開しています。


ちなみに、桜井誠2010年3月12日号の週刊金曜日のインタビュー

週金:でも桜井さんは同じ集会で、「Xデーの時には、国会に1人でも乗りこんで行って、小沢一郎の首を取る。血みどろの闘いになる」とも。
桜井:仕方ないんじゃないですか。なぜ話し合う余地がないかと言ったらね。民主党が政権取っちゃった。この時点で終わっちゃっているわけですよ。

と言っています。


記者クラブメディアは、なぜ検察審議会への異議申し立てを右翼団体在特会が行ったことを隠すのか。それは排外主義の団体と検察とメディアが、小沢排除という一点で野合していることを隠すためではないのか。やはり、朝鮮学校の小学生にヤクザのように拡声器を使って嫌がらせをする団体と共闘していることを隠したいのではないのか。