低線量でのLNT仮説による計算は、予測になっていない

現在、ICRPは集団線量を損得計算に使うなと言っていますが、LNT仮説を認めれば、結局はあまり変わりません。線量が自然線量(1-10mSv)に近いレベルになると、(人の受けた線量)も推定になれば、(死亡確率)は完全に空想上の仮定になります。そもそも、線量(厳密には実効線量ですが)が足し算できるというのも、仮定です。その確率や線量をちょっといじって、多数の人口を何も考えずにかけ算すると、膨大な死者とリスクが出てきます。私がインチキ団体と呼ぶECRRなどがやっているのはまさにこれ。私に言わせれば、単なるコケオドシです。