原発で大事なのはヨウ素とセシウムだけ。

原発事故では全ての放射性物質を考慮する必要はない。出てくる核種は色々あるが、大量に出てきて意味を持つのは、ヨウ素131とセシウム134、137だけです。これら比較的低温で気化する核種は、爆発がおこれば遠くまで風に運ばれる。ストロンチウム、ウラン、プルトニウムなどは重い核種なので、原発事故の作業員には問題になるが、周囲に住んでいる人が退避してしまった後では、一般人に対する影響はないに等しい。チェルノブイリ事故ですら重い核種は原発近傍だけしか出ていない。