この論文は前のKaatschの論文と手法データは同じ物


上の図1に載っている地図が研究対象となった原発です。小児白血病患者集団がいることが分かっているクルーメル原発に印をつけておきました。

この研究の方法は、前に書いたKaatsch、2008の時と、全く同じです。というよりも、実は、同じデータセットを使っていて、そのうちの白血病の部分だけをKaatsch, 2008に書いたという方が正しい。前に書いたように、5歳以下のがん患者に対して、ランダムに対照の患者でない人を選び出して、どのくらいの人が原発からどのくらいの距離に住んでいるのかを調べています。原発からの距離にリスクが反比例するという再帰関数をモデルとして、係数を求めるという手法も同じです。